年末年始と、テレビは毎年出る人が変わっただけの
同じようなプログラムが展開されていて、
本来は自ら流行をつくり、先取りし、変化していくべきテレビ局自体が
硬直化現象を起こしていて、ある種の停滞感を感じました。
そんな中でも政治家が出る番組たちは
面白いといったら不謹慎かもしれませんが、
さすがに今の御時世ですから思わず見入るものがありました。
とはいっても、政治家や評論家の発言に賛同したわけではなく
むしろダメさ加減を再確認したというか、世の実情や
我々庶民の気持ちを、与野党・評論家ともに
全く理解していないなと感じました。
そもそも、代々の政治家であろうがなかろうが、
100円、1000円のゼニに困ったことも大切に思ったこともない方々が
政治家であったり言論人であったりメディアであったりするのでしょうから、
彼らに我々の政が語れるわけもこなせるわけもありません。
突然仕事を失った方々の苦しみも、
資金繰りに走り回る中小企業の経営者の苦しみも、
情報として知ることはあっても、感覚として身近に感じることは
到底できないことでしょう。
まるで歴史上の滅びた王朝の末期の如く、
外的脅威にさらされながらも、権力争いにのみ没頭し、
ああだこうだと結論のない議論に終始する様はまるで
国を滅ぼす宦官の如きを見るようです。
今日、元寇以来である世界不況という外的脅威が
すぐ目の前にあるにもかかわらず、
ここがチャンスとばかりに民主だ自民だと、
権力内争いに終始し、わが国はまさに亡国の危機にあります。
誰が見たって、どの時代のどの人間が見たって
現在の日本の政情は愚か極まりないものでしょう。
これは麻生政権だけが悪いわけではなく、
取り巻く状況全てが劣悪だと言わざるを得ません。
もう少し言えば、第三者的に語る野党とて我々国民から見たら
国会議員なんだから、いってみればこの国の取締役会メンバーなんだから、
何百分の一の責任はあると思うのですが、
まるで他人事のように自らの責任を全く感じていないどころか、
自分が正義と思っている勘違い野郎なところが始末に終えません。
だから、もう政治には頼れません。
幸いなことに、わが国には人的資産・技術資産など
すばらしい財産がまだたくさん残っています。
これを自らが守り、かつ発展させ、経済を復興させるためには、
我々国民各人ががんばるしか道は残されていません。
「がんばる」とは非常に抽象的ではありますが、
欧米的合理主義利己主義にあやしさが出てきた以上、
日本的抽象感をもって「一生懸命がんばる」これこそが
最強なんではないかと思います。
やってやれないことはない。
これは歴史が教えるところです。
本来であれば現在のような状況下では
革命なり一斉蜂起なりが出て現政権を打倒し
新たなるイノベーションが起こって然るべき状況ですが、
高度に管理統制された現代社会では
なかなか強硬手段は難しいでしょう。
となると、世の中で誰か一人ヒーローが出てくる待望論を期待するよりも、
小さくてもいいから、一人一人がヒーローになり、
がんばって、家族や大切な人を守っていくしかありません。
一人一人ががんばってヒーローになる。
そのヒーローが何万人、何十万人、何百万人あつまれば、
就労人口のみんながヒーローになれば社会は必ず好転します。
我々日本人は、過去いくつもの歴史的な逆転劇を演じ、
ピンチをチャンスに変え、敗北を勝利への足がかりとし
世界に類を見ないすばらしい歴史を築いてきました。
今回も必ずや好転できるはずと信じています。
国家の危機までもビジネスチャンスにしようとしている
間抜けな政治屋どもよりも、我々国民のほうがよほど
賢く優秀であると見せ付けてやろうではありませんか。
今年はぜひ皆さんにとっての「始まりの年」としていただきたい。
もちろん、僕自身もそのような気概で世間に対峙していきます。
あれも悪いコレも悪いという政治のスローガンにだまされず、
あれも悪いコレも悪いというネガティブ報道に屈せず、
ともに「がんばって」いこうではありませんか。
笑う門には福来る。大変なときこそ大いに笑ってやる、
くだらねぇことなんか吹き飛ばしてやる、
2009年はみんなでそういう年にしていきましょう!